日本青年会議所 建設部会 三重建設クラブ

日本青年会議所 建設部会 三重建設クラブ

(c)2008 日本青年会議所 建設部会 三重建設クラブ. All rights reserved.

2009年度 日本青年会議所建設部会
三重建設クラブ クラブ代表所信


第19代 クラブ代表

柳 一幸

《はじめに》 

日本の人口は2004年をピークに減少を始めました。ところが世帯数の増加は今も続いています。やがてそのピークも2015年ごろに迎えるという説もあります。つまり今はまだ人口が減っても新しい世帯主が増えていますが2015年以降はさらに住居関連支出は減少していくであろうと分析されています。今後さらに厳しい国内の経済状況が予測されます。

一方、世界経済も然りです。2007年にサブプライムローン問題が発生し、グリーンスパン元FRB議長が100年に一度の危機と言っていましたが、まさに想像を絶する危機となっています。問題発生後ですら被害が予測できず一部の専門家は楽観的な予測もしていました。ところが今もなお収束の目処は立っていません。金融工学という言葉もいまやむなしく聞こえます。世界的な景気減速の危機のなか日本も無傷でいることはできません。

このような混乱の中でも私たち建設業界の青年経済人としては嘆いてばかりもいられません。日本の建設業界は約55兆円にも上る巨大産業です。社会インフラから商業施設、住宅まで戦後の日本を構築し続けています。その活動規模は果てしなく広大です。私たち建設クラブのメンバーも含めた業界に従事する人口も日本の全就業人口の10%近く働いています。まさにこの業界の浮沈が国の景気に大きく影響を与えることでしょう。言い換えれば私たちの業界が戦後の復興のごとく、希望を持ち活動をし続けることが日本の危機を脱する一筋の光明となると考えます。

《環境のせいにしない》

幸いにも建設クラブには多くの同世代の仲間がいます。同志が集まり知恵を出し、励ましあい、助け合う機会は無限ほどにあるはずです。この機会を見逃さず有効に活用できるようにメンバーそれぞれが力を合わせた取り組みが必要であると考えます。環境の変化を嘆いているだけでは物事は前に進みません。個々の情報やスキルを持ち寄り、新しい次の一手を生み出したいと考えます。本年度はぜひこのピンチをチャンスに変えて行くためにもメンバー皆様と共に乗り切って参りたいと思います。その為にも、新たな仲間の勧誘・新たな情報収集が必要とされます。

《改革》

建設部会をひとつの経営組織体としてみると、当然そこには実効性や効率性を考慮する必要があるのではないでしょうか。三重建設クラブは、組織の品格を保ちながら、事業活動や会議に新たな効果と効率を生み出せるよう、これまでの伝統的な運営や管理方法について見直すべきは見直し、それに代わるどのような手法がありうるかを検討すべきであると思います。時代に即した効果的で効率的なクラブ運営を推進していくことで、メンバーが参加しやすい体制を構築したいと思います。

《最後に》

経済人としての責任を果たした上での社業の発展は、すなわち社会に寄与することであります。我々JAYCEEが地域活動のリーダーであると同様に、経済活動においても先端を歩もうではありませんか。メンバー皆様の熱意を持ったご参加をお願い申し上げます。

2009年度三重建設部会 スローガン


「勇気を持って先駆けゆかん 我等の集い」

1. 会員の拡大

2. 会員並びにシニアとの交流会の実施

3. 会員並びに会員企業の為の定例会の実施

4. 資質向上の定例会の実施

5. 次の一手を考える定例会の実施 

6. 日本青年会議所建設部会への参加・支援

1. 会員拡大・交流委員会

2. 資質向上委員会

3. スキルアップ委員会

4. 出席率向上委員会

□代表所信

□スローガン

□基本運動方針

□委員会事業

□事業計画

□年間スケジュール

inserted by FC2 system